黄巾賊(こうきんぞく) - 後漢末の大規模農民反乱軍
184年に張角を指導者として起きた黄巾の乱の参加者たち。黄色い頭巾を目印に「蒼天已死、黄天当立」を掲げて蜂起し、後漢崩壊と三国時代の幕開けをもたらした歴史的農民反乱。
三国志に関する専門用語と歴史的背景
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184年に張角を指導者として起きた黄巾の乱の参加者たち。黄色い頭巾を目印に「蒼天已死、黄天当立」を掲げて蜂起し、後漢崩壊と三国時代の幕開けをもたらした歴史的農民反乱。
諸葛亮が改良した連弩(諸葛弩)を装備した蜀の精鋭部隊。一度に10本の矢を連射できる画期的な兵器により、少数でも大きな戦果を上げた三国時代の革新的軍事ユニット。
14世紀に成立した中国の長編歴史小説。羅貫中によって書かれ、三国時代の英雄たちの活躍を7割の史実と3割の創作で描いた、東アジアで最も愛される古典文学作品。
220年から280年にかけて中国が魏(ぎ)・呉(ご)・蜀(しょく)の三つの国に分かれて覇を競った時代。後漢滅亡後の約60年間の分裂期を指す歴史用語。
関羽のトレードマークとも言える伝説の大刀。重さ82斤(約40kg)、刃が半月の形をした偃月刀。青龍が守護する神刀として、関羽と共に数々の戦場を駆け抜けた。
歴代王朝が編纂した公式の歴史記録。三国志においては西晋の陳寿が著した『三国志』を指し、紀伝体で記された信頼性の高い史料として、演義と対比される。
黄巾賊の残党から編成された曹操軍の主力部隊。192年に青州で降伏した黄巾軍100万を選抜・再編成し、30万の精兵として曹操の覇業を支えた最強軍団。
一日に千里を走ると言われた伝説の名馬。董卓、呂布、関羽と三国志の英雄たちに愛された赤毛の駿馬。その神速は戦場の勝敗を左右し、主人の運命と共に語り継がれる。
王允から曹操に贈られたとされる宝刀。董卓暗殺を企てた曹操が、計画失敗の際に献上品と偽って難を逃れた逸話で有名。北斗七星の紋様を持つ伝説の名刀。